EAP教員コンピテンシー自己評価ツール【Full version】

あなたご自身の「EAP教員として」の【知識・理解】および【能力】についてお尋ねします。各項目について、EAP科目の指導経験をもとに、最もあてはまるものをお選びください。

基本情報

1. 大学でのEAP 指導年数(複数大学の場合は合計年数)

2. 教えたことがあるEAP科目名(または内容)(例:academic writing, academic reading strategies、アカデミックプレゼンテーション)

3. ご自身は、学生としてEAP教育を受けた経験はありますか。

4. ご自身は、EAP指導の研修を受けた経験はありますか。

5. ご自身は、EAPプログラム(またはカリキュラム)全体のマネジメントや、EAP科目のコーディネートをした経験はありますか。

項目1 学術的文脈

1.1【知識・理解】「科目構成(英語とその他科目)」に関する大学(または学部)の規範と慣習についての知識・理解

全くない
十分にある

1.2【知識・理解】「教育と学習」に関する大学(または学部)の規範と慣習についての知識・理解

全くない
十分にある

1.3【知識・理解】「教員と学生間のコミュニケーション」に関する大学(または学部)の規範と慣習についての知識・理解

全くない
十分にある

1.4【知識・理解】「評価」に関する大学(または学部)の規範と慣習についての知識・理解

全くない
十分にある

1.1~4の【能力】さまざまな專門分野の素材・教材やタスクを扱い、それらが提示する情報やアイデアを使用できる

全くできない
十分にできる

1.5【知識・理解】「印刷物・電子メディア・口頭のジャンル(講義、セミナー、学会発表など)」といった、大学でよく使われている知識の伝達と出版形態についての知識・理解

全くない
十分にある

1.5の【能力】学生が、自分の専門分野や大学で期待されるライティングとスピーキングの実践方法を、自分なりに見つけられるよう助けることができる

全くできない
十分にできる

1.6【知識・理解】「研究倫理の慣習・実践」に関する大学の方針についての知識・理解

全くない
十分にある

1.7【知識・理解】「知的財産の尊重」に関する大学の方針についての知識・理解

全くない
十分にある

1.8【知識・理解】「不正行為に関する懲戒手続き」に関する大学の方針についての知識・理解

全くない
十分にある

1.9【知識・理解】「学生支援」に関する大学の方針についての知識・理解

全くない
十分にある

1.6~9の【能力】学生が、大学の方針とその背景にある理由を理解するのを助けることができる

全くできない
十分にできる

項目2 専門分野による違い

2.1【知識・理解】様々な専門分野のディスコース・コミュニティと、そのコミュニティに十分に参加する方法についての知識・理解

全くない
十分にある

2.1の【能力】学生が専攻する専門分野の教員と協力し、専門知識のコミュニケーションに関するさまざまな視点を考慮できる

全くできない
十分にできる

2.2【知識・理解】ディスコース・コミュニティ内の聴衆についての知識・理解

全くない
十分にある

2.2の【能力】学生が、専門分野におけるコミュニケーションの特徴を意識するよう指導できる

全くできない
十分にできる

2.3【知識・理解】知識の創造におけるエビデンスに基づく推論の重要性についての知識・理解

全くない
十分にある

2.3の【能力】学生が、専門分野での実践を考察するよう指導できる(例:エビデンスとしての情報源の使用と引用)

全くできない
十分にできる

項目3 アカデミック・ディスコース

3.1【知識・理解】「句、節、文のレベルの文法と構文」について、教員として、分野の専門家でなくともテクストを読んで理解できる知識・理解

全くない
十分にある

3.2【知識・理解】「文レベル以上の談話的特徴」について、教員として、分野の専門家でなくともテクストを読んで理解できる知識・理解

全くない
十分にある

3.3【知識・理解】「結束性と一貫性」について、教員として、分野の専門家でなくともテクストを読んで理解できる知識・理解

全くない
十分にある

3.4【知識・理解】「語の意味と使用」について、教員として、分野の専門家でなくともテクストを読んで理解できる知識・理解

全くない
十分にある

3.5【知識・理解】「テクスト分類のアプローチ、例えば、ジャンルとテクストタイプの理論」について、教員として、分野の専門家でなくともテクストを読んで理解できる知識・理解

全くない
十分にある

3.1~5の【能力】テクストと談話分析の理論を、科目の構成、教材の選択と開発、評価に適用できる

全くできない
十分にできる

項目4 個人による学び、発展、自律性

4.1【知識・理解】継続的な職能開発の重要性についての知識・理解

全くない
十分にある

4.2【知識・理解】EAPの指導に関する、適切な専門用語についての知識・理解

全くない
十分にある

4.3【知識・理解】EAPの指導と研究における現在の課題についての知識・理解

全くない
十分にある

4.4【知識・理解】学問的問いにおける曖昧さ(例えば、研究法、概念の定義)の役割についての知識・理解

全くない
十分にある

4.5【知識・理解】自らの実践に対する批判的な振り返りの重要性についての知識・理解

全くない
十分にある

4.1~5の【能力】①自らの知識と理解に基づいて、指導に関わる事柄について適切な判断や決定を下すことができる

全くできない
十分にできる

4.1~5の【能力】②自らも、学術的な英語で、明確に一貫性を持って、適切に書き・話すことができる

全くできない
十分にできる

4.1~5の【能力】③自分の実践のため、また、アイデアを同僚に伝えるために、学術研究と文献調査に従事できる

全くできない
十分にできる

項目5 学生のニーズ

5.1【知識・理解】学生たちが自らの学習文化(知識に対する価値観や学習方法などを含むlearning culture)から持ち込むであろう既習事項、期待、価値観についての知識・理解

全くない
十分にある

5.2【知識・理解】目標となる学習文化への参加に必要な特定の言語知識と言語技能、教育的価値観と役割についての知識・理解

全くない
十分にある

5.3【知識・理解】入学前レベル、学部レベル、大学院レベルで必要とされる、学習・研究上のさまざまな内容と焦点についての知識・理解

全くない
十分にある

5.1~3の【能力】学生の能力と学術研究に必要な能力間の差について、一定の原理に基づき、かつ体系的な分析を行うことができる

全くできない
十分にできる

項目6 学生の批判的思考

6.1【知識・理解】どのように批判的思考が学問的実践の根底にあるかについての、教員としての知識・理解

全くない
十分にある

6.2【知識・理解】批判的思考を構成する重要な要素についての知識・理解

全くない
十分にある

6.3【知識・理解】既存知識を評価し拡張をするための、批判的アプローチについての知識・理解

全くない
十分にある

6.1~3の【能力】①批判的思考と学習能力のつながりを学生に明示できる

全くできない
十分にできる

6.1~3の【能力】②一連の学習活動において批判的思考の機会と刺激を提供できる

全くできない
十分にできる

項目7 学生の自律

7.1【知識・理解】学生の自律性に関する原理についての知識・理解

全くない
十分にある

7.2【知識・理解】自律的学習を支援するための新しいテクノロジーの使用についての知識・理解

全くない
十分にある

7.1~2の【能力】①自律性と学術研究のつながりを学生に明示できる

全くできない
十分にできる

7.1~2の【能力】②学習活動を教師主導から学生の自律を促すものへと段階的に移行させることができる

全くできない
十分にできる

7.3【知識・理解】グループ活動と個別指導を通して学生の自律を支援する方法についての知識・理解

全くない
十分にある

7.3の【能力】グループ活動と個別指導を通して学生の自律性を育成できる

全くできない
十分にできる

項目8 シラバスとプログラム開発

8.1【知識・理解】さまざまなEAPシラバスの種類についての知識・理解

全くない
十分にある

8.1の【能力】学生の能力と学術研究に必要な能力間の差を埋めるために、EAPシラバスの目的と目標を決めることができる

全くできない
十分にできる

8.2【知識・理解】EAPシラバスにおける、知識と技能の向上・再利用・他の科目などの学習への転移の必要性についての知識・理解

全くない
十分にある

8.2の【能力】EAP科目の目的、言語と技能の内容、評価を統合できる

全くできない
十分にできる

8.3【知識・理解】さまざまな制約や条件(例:予算、教室環境、リソース)と、それらがシラバス設計に与える影響についての知識・理解

全くない
十分にある

8.3の【能力】適切な情報源や資料から教材を選択、採用、作成し、適切なタスクを開発できる

全くできない
十分にできる

項目9 テクストの処理とテクスト産出

9.1【知識・理解】文章の機能的特徴や修辞的特徴を含む、ジャンル研究などで利用されるテクスト分類や分析に関するアプローチについての知識・理解

全くない
十分にある

9.1の【能力】学術ジャンルや学術的文章の機能的、修辞的特徴を理解、分析し、学生も同様にできるよう指導できる

全くできない
十分にできる

9.2【知識・理解】学術ジャンル(例えば、論文、報告書、発表)における明らかな専門分野間の違いについての知識・理解

全くない
十分にある

9.2の【能力】話し言葉と書き言葉に関する明示的な分析を、一連の指導・学習活動に取り入れることができる

全くできない
十分にできる

9.3【知識・理解】文章を理解するためのスキルと方略についての知識・理解

全くない
十分にある

9.3の【能力】研究目的のためのリーディング・リスニングの指導を、手助けをしながら段階的に行うことができる

全くできない
十分にできる

9.4【知識・理解】文章を作成するスキルと方略についての知識・理解

全くない
十分にある

9.4の【能力】ライティングやスピーキングを指導するため、専門分野のジャンルに基づいたアプローチを用いることができる

全くできない
十分にできる

項目10 教育の実践

10.1【知識・理解】一般的な英語 (ELTやEGP)クラスと比較して、EAPクラスでの指導や学習に必要な内容や過程の重要な違いについての知識・理解

全くない
十分にある

10.2【知識・理解】幅広い指導技術のレパートリーとそれらを適切に使用するための論理的根拠についての知識・理解

全くない
十分にある

10.1~2の【能力】①シラバスに基づいた授業を計画して、提供できる

全くできない
十分にできる

10.1~2の【能力】②専門分野の知識、手続き的知識(タスクの進め方など)、言語の知識を区別できる

全くできない
十分にできる

10.1~2の【能力】③授業の中で、学術的な言語と学術的な学習スキルを統合できる

全くできない
十分にできる

10.1~2の【能力】④学習スキルを、授業で指導している言語スキルに結び付けることができる

全くできない
十分にできる

10.1~2の【能力】⑤学生のITスキルを向上させるために、学術的な活動でITがどう使われているかの慣習を反映した授業を行うことができる

全くできない
十分にできる

10.1~2の【能力】⑥授業では、計画外の学習機会も効果的に活用して柔軟に対応することができる

全くできない
十分にできる

項目11 評価の実践

11.1【知識・理解】EAP評価のさまざまな形態についての知識・理解

全くない
十分にある

11.2【知識・理解】EAPにおける評価と指導と学習のつながりについての知識・理解

全くない
十分にある

11.3【知識・理解】国際的な習熟度テストの目的と構造 (例:IELTSやTOEFL)についての知識・理解

全くない
十分にある

11.1~3の【能力】①授業の目標、言語とスキルの内容を評価と結びつけることができる

全くできない
十分にできる

11.1~3の【能力】②適切な評価方法を選択し、統合的な技能を含むEAPのリスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの言語と技能を評価するためのツールを設計し、評価できる

全くできない
十分にできる

11.1~3の【能力】③決められた基準に基づき、一貫して採点基準を適用できる

全くできない
十分にできる

11.1~3の【能力】④学生のスピーキング・ライティングの産出に対して、適切なフィードバックを与えることができる

全くできない
十分にできる

11.1~3の【能力】⑤指導や学習の参考にするために、学生の学習結果を使用できる

全くできない
十分にできる